建設業のインボイス対応の請求書の様式|工事の請求で押さえる項目

工事の請求書は、出来高・追加工事・値引きなど、一般的な物品の請求書より書く内容が多くなります。インボイスの記載事項を満たしつつ、工事の請求として読み取りやすい様式にしておくと、受け取る側の確認が早くなり、支払いもスムーズに進みます。

このページでは、建設業の請求書の様式に入れる項目と、工事ならではの書き方の注意点を整理します。

適格請求書

作った請求書の様式に入っている項目にチェックを入れると、インボイスの記載事項で足りないものを表示します。

請求書に書いてあるものにチェック

入力した値はこの画面の中だけで計算し、どこにも送信しません。

様式に入れる項目

インボイスの 6 つの記載事項に、工事の請求として必要な項目を足すと、次のようになります。

区分 項目
インボイスの記載事項 発行者の名前と登録番号 / 取引年月日 / 取引内容 / 税率ごとの合計額と適用税率 / 税率ごとの消費税額 / 宛名
工事の情報 工事名・現場名 / 注文書の番号 / 請求の対象期間
金額の内訳 契約金額 / 前回までの累計 / 今回の請求額 / 追加工事 / 値引き
支払いの情報 振込先 / 支払期日

作った様式は、上のチェックツールで記載事項が揃っているかを確かめられます。

工事ならではの書き方

消費税額の端数処理は、一つの請求書につき税率ごとに 1 回行うこととされています。明細ごとに丸めて合計しない様式にしておきます。

協力会社に様式を渡すとき

元請として協力会社に請求書の様式を渡す場合は、次の点を添えると、記載漏れが減ります。

一人親方や小規模な協力会社は、表計算ソフトで請求書を作っていることが多いので、記入欄のある様式を渡すと喜ばれることがあります。

よくある間違い

よくある質問

決まった様式を使わないといけませんか?

決まった様式はありません。インボイスの記載事項が揃っていれば、工事の内容に合わせて作ることができます。

出来高の請求でもインボイスになりますか?

記載事項が揃っていれば、出来高の請求書も適格請求書として扱われるとされています。個別の扱いは顧問の税理士に確認してください。

協力会社にこちらの様式を使ってもらってもよいですか?

様式を渡して使ってもらう会社もあります。発行するのは協力会社なので、記載事項を協力会社が確かめられるよう記入例を添えてください。

まとめ

建設業の請求書は、インボイスの記載事項に工事の情報と金額の内訳を足した様式にすると、受け取る側が確かめやすくなります。作った様式は上のチェックツールで記載事項が揃っているかを確かめましょう。

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