税込から税抜を出す計算(消費税 10%)|1.1 で割るときの注意

領収書やレシートには税込金額しか書かれていないことが多く、経理では税込から税抜を逆算する場面がよくあります。よく使われる「1.1 で割る」方法は手軽ですが、端数の扱いによっては、請求書の消費税額と 1 円ずれることがあります。

このページでは、上の計算ツールで金額を確かめながら、2 つの計算方法の違いと、ずれたときの確かめ方を整理します。

税込・税抜・消費税額の計算

税込金額を入れて「税込」を選ぶと、税抜金額と消費税額を表示します。端数処理を切り替えて結果を比べられます。

入力した値はこの画面の中だけで計算し、どこにも送信しません。

2 つの計算方法

税込金額から税抜金額を出す方法は、大きく 2 つあります。

上の計算ツールは方法 A で計算します。税込金額と、税抜金額と消費税額の合計が、必ず一致する形です。

結果がずれる例

税込 1,234,567 円で比べます。

どちらも計算としては成り立ちますが、消費税額が 1 円違います。消費税額を切り捨てるか、税抜金額を切り捨てるかで、どちらに 1 円寄るかが変わるためです。取引先の請求書と比べるときは、取引先がどちらの方法で計算しているかを確かめます。

8% の場合

軽減税率 8% の品目は、10 を 8 に、110 を 108 に、1.1 を 1.08 に置き換えます。たとえば税込 1,080 円なら、消費税額は 80 円、税抜金額は 1,000 円です。10% と 8% の品目が混ざっているレシートは、税率ごとの合計額から別々に計算します。

よくある間違い

よくある質問

1.1 で割る方法は間違いですか?

計算として間違いではありません。ただし、消費税額から先に出す方法と比べて 1 円ずれることがあるので、社内でどちらを使うかを揃えておくことが大切です。

レシートに消費税額が書いてある場合は?

書かれている消費税額を使うのが一般的です。計算ツールは、書かれている金額が正しいかを確かめるのに使えます。

端数は切り捨てでよいですか?

一般的には、切り捨て・四捨五入・切り上げのいずれも事業者が決めることができるとされています。社内で方法を決めて揃えてください。

まとめ

税込から税抜を出すときは、消費税額から先に出すか、税抜金額から先に出すかで 1 円ずれることがあります。上の計算ツールで結果を確かめ、社内でどちらの方法を使うかを決めておきましょう。

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